移住者インタビューINTERVIEW

VOL.7

神奈川 – 宮崎での2拠点生活
《デュアルライフ》

岩松 奈緒美 さん

宮崎県宮崎市で20代前半まで過ごし、その後福岡・関東へと拠点を移した岩松さん。関東での生活は15年近くになり生活基盤が出来ています。仕事もプライベートも不自由なく暮らす反面、ご両親が暮らす宮崎に満足に帰省できない状況をもどかしく感じていたとき、2拠点生活《デュアルライフ》ができる環境を知りました。現在は神奈川県に生活基盤を置き、在宅勤務制度を利用しながら関東と宮崎の2拠点にて仕事・生活をしています。今回は神奈川からオンラインで参加してくださった岩松さんに関東と宮崎それぞれの良さ、そして実際のデュアルライフについてお話を伺いました。

もっと多くの時間を地元宮崎で過ごしたい。
2拠点生活をスタート

関東での生活は長く、生活基盤も整っていたため特に不満を感じることはありませんでしたが、次第に帰省する機会を得づらいことをもどかしく感じていました。当時は年に1〜2度、有給を利用したごく短い帰省で、ゆっくりもできず、また両親も高齢になったため、なるべく近くに居たいと考えていました。

そのような中、宮崎の企業(現在勤める「株式会社クラフ」)のお話をいただくことがあり、在宅勤務の充実さをはじめ、環境を変えることなく、2~3ヶ月に1回ぐらいの頻度で宮崎の実家からでも仕事ができることを知り、この生活を始めてみようと思いました。

宮崎でリラックス、関東でレジャー

2~3か月に1度くらいの頻度で宮崎に帰り、仕事をしながらゆっくり家族と過ごします。神奈川にいる時は9割9分在宅で、オフィス出勤は隔週1度ほど。Web会議ツールやバーチャルオフィスを活用していて、常に会社の方と気軽にコンタクトを取れる状態なので、人間関係などで不便に感じることはそれほどないですね。
休日は趣味の野球観戦やライブ、旅行もよく行きますが、レジャー方面においては関東からアクセスすることが多いです。

食の宮崎。
なんでも美味しい宮崎のご飯。

宮崎は圧倒的にご飯が美味しいです。食材が新鮮なため、何を食べても本当に美味しいです。美味しいものを食べたいなーと思ったときに帰ったりもします(笑)。人混みや渋滞も少ないので、宮崎の生活が息抜きになっていますね。
両親も高齢のため、ゆくゆくは宮崎に拠点を移していく予定ですが、IT化が進む今日において、どこにいても働けるというのはメリットです。体力的にも精神的にも余裕ができますし、タイミングと状況が合えば自分が望む生活ができます。