移住者インタビューINTERVIEW

VOL.20

新たなフェーズの業務と穏やかな暮らしを
生まれ育った、ここ宮崎で

髙橋 一馬 さん

髙橋さんは、宮崎県宮崎市出身で、22歳から県外で就職。関東で金融や証券系のシステムエンジニアとして従事した後、「ふるさと宮崎人材バンク」を利用し、2022年11月に株式会社サンネットに就職しました。現在はエンジニアとしての業務にとどまらず、会社経営の領域まで携わっていると言います。就職までの経緯や今、未来の展望について伺いました。

コロナ禍でリモート化
タイミングが重なりUターン

前職までは、関東圏にある金融や証券関係のシステムエンジニアとして開発を手掛けていました。元々宮崎にはいつか帰りたいなぁと思っていたところ、コロナで業務が完全リモート化。関東での暮らしには制限が多く、閉塞感を感じていました。また、宮崎の家族の事情もあり、様々なタイミングが重なり、Uターンすることを決意しました。宮崎県の実施する移住支援金を活用するため、「ふるさと宮崎人材バンク」に登録して、転職活動を行いました。

移住支援金を活用して負担減
新たな範疇にチャレンジできる業務を

数社お声がけをいただいたのですが、当社システム部門は2020年に立ち上がったばかり。エンジニア業務はもちろんのこと、経営フェーズの業務まで携わることができ、とてもチャレンジングだと思い入社を決めました。移住の際には支援金を活用することができたので、資金的負担は軽減されましたね。業務では金融関係から一転して物流関係(在庫管理など)の開発を手掛けています。物流系システムは非常に汎用性が高い。強みを活かし、幅広く展開していきたいと思っています。

のびのびとした暮らしを
移住のきっかけはすぐそこに

自然も多く、土地も広い宮崎県。アウトドアも思い切り楽しむことができます。燻製をするのが好きなのですが、庭に燻製器をおいて周りを気にすることなく様々な燻製食品を作ることができています。周りを気にしなくていいっていうのは宮崎だからこそだと思いますね。長時間の満員電車通勤もない。隣の家を気にすることもない。精神的に穏やかに過ごせています。Uターン前に比べ、町も活性化し、様々なイベントも活発に行われるようになっています。住むことも働くことも、移住してしまえばどうにかなるもの。移住のきっかけはたくさん転がっていると思いますね。