イベント情報EVENT

「ひなた 照らす ICTプロジェクト」in オンラインを開催しました!2022.03.07

2022.03.05
2022年3月5日祝日土曜日、総勢32名の参加者で今年度最後のイベント
「ひなた 照らす ICTプロジェクト」in オンライン 集まれみやざきゆかりのICT人材を開催しました。
ICTで宮崎を盛り上げているキーマンをお呼びし、「面白くなってきている宮崎の今」を様々な視点でトーク&質疑応答が行われました。

 

2021年度、新たに発足した「ひなターンみやざき」にて、首都圏に在住するICTエンジニアに向けて発信してきたことを、総括するような場となりました。4名のゲストスピーカーが独自の視点で、首都圏の人的ネットワーク構築やUIJターンに向けた方策やアイデアをいただく事が出来ました。また開催中には、参加者より積極的な質問が行われるなど、2時間ではあまりに短い設定で、企画した事務局としては少々残念な気持ちになりました。

 

とても内容の充実した、参加者全員がワクワクするような2時間だったと思います。

 

皆さんのご参加、ご協力、本当にありがとうございました!

 

 

開催情報

交流会詳細

●株式会社ATOMica 嶋田氏
【講話】
・コワーキングスペース運営、コミュニティテックの開発を行うスタートアップ企業ATOMicaを創業。
・宮崎内で、県内・県外、法人・個人の方々へコワーキングスペースの提供を行っています。
・宮崎への移住や宮崎での仕事に興味があれば是非!
・その他にも宮崎でのイベント情報や面白いことも!

 

【質疑】
Q.)宮崎に拠点を構える理由は?
A.)ローカル中枢土地にスペースを出していく経営スタイル。
地域における人流移動や行政との関わりなども踏まえてTOP10地域から選択した。
東京と宮崎へのアクセス、宮崎空港から市内へのアクセスが魅力。
行政の方々が情熱的!熱意をもって企業進出・誘致に対してのサポートが厚い。
Q.)地域の相談事を受け付けていると仰っていたが、高齢の方や情報を知らない方へのアプローチは?
A.)ユーザの幅が多く、7歳~70歳まで。
頼りたくなる、話しかけたくなるスタッフの配置、気持ちの良いスペースの提供というサービスは共通している。
年齢層に合わせたツールの選び方、マーケティング・PR活動のメソッドを取り入れてアプローチを行っている。
Q.)ソーシャルコーワーキング(駆け込み寺)として持ち込まれた際の(受けて側)マッチングは、人脈・人伝?
それとも公開サイト等で募集(公募)している仕組みですか?
A.)プラットフォームを自社で運営している。
入室した際に、入室者情報(カルテのような)をスタッフで把握できるようになっている。
システムで1日の流れや情報を一覧化、それを元にスタッフの目利きやスタッフの仲介によりマッチングを行っている。

 

●パーソルワークスデザイン株式会社 長野氏
【講話】
・実際に日向の「SurfOffice」で海の展望を映しながらのプレゼン!(徒歩30秒)
・ワーケーションでの満足感や生産性は大変満足のいく内容であった。
・会社での利用や体験、貸切なども。
・個人での仕事紹介+ワーケーション体験など!
・働く場所へ価値を生み出す。

 

【質疑】
Q.)家族連れでの利用もあると仰っていたが、年齢層はどこが多いのか?
また利用者層はどこ出身が多いのか?
A.)年齢層は30~40代が80%、20代と50代が20%。
出身はテレワーク前提になるので、首都圏出身が多い。

 

●ライフログテクノロジー株式会社 阿万氏
【講話】
・コロナ禍の流行より少し前から、住む場所の制限がなくなった。
・地元ということもあるが、Uターンすることの合理的理由は多くあった。
・生活のゆとりや時間の使い方など。
・収入維持はUターンする上では必須条件かなと考えている。

 

【質疑】
Q.)ATOMicaさんのイベントでの交流が広がったと聞いたが、どういうイベントだったのか?
A.)業種が異なる人たちでマッチングイベントがあり、そこで繋がりが広げられた。

 

●株式会社NOWVILLAGE 今村氏
【講話】
・コミュニティを通して、ICT人材の育成場所としても活用したい。
・海外で提唱されている仕事の経験を通じた学びの場を提供。
・小さなDXの取り組みから、大きなコミュニティとしての取り組みへ。

 

【質疑】
Q.)エヌエイシーの資料電子化について、何等かのコーディングなどを活用しているのか。
A.)MONACAを使用していると聞いている。
Q.)首都圏と宮崎とのICT人材に関する課題はどういったことがあるか。
A.)企業間連携が課題と考えている。
首都圏でのエンジニアが、いきなり宮崎県内のICT企業と関わることは難しいかなと考えている。何等かの実証実験だったり、何かしら試すフィールドがあれば推進できるのではないかと思う。